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“カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!! 第2章 Part2「“サブウーファー”の“選び方”を解説!」

2020年7月13日 月曜日

カーオーディオに関心を抱く方々に向けて、カーオーディオライフの始め方を解説しています。前回は“サブウーファー”を導入する意義を説明しました。それに引き続いて今回は、これの“選び方”を完全レクチャーしていきます。

■まずは、“サブウーファー”を鳴らすためには何が必要なのかを知るベシ!

“サブウーファー”にはタイプ違いがいくつかあるのですが、それを説明する前に、「“サブウーファー”を鳴らすためには何が必要か」を解説しておこうと思います。

“サブウーファー”を鳴らすためには、以下の3つが必要です。1・サブウーファーユニット、2・ボックス、3・パワーアンプ、以上です。

サブウーファーユニットとは、スピーカーそのものです。そしてボックスとは、サブウーファーユニットを取り付ける箱のことを指しています。

左よりサブウーファーユニット・ボックス・パワーアンプ

さて、なぜにボックスが必要なのかというと…。その理由は以下のとおりです。スピーカーユニットは後ろ側からも音を発します。で、もしもその音が前側から発せられる音と空気中で交わると、“キャンセリング”という互いを打ち消し合う現象が引き起こされてしまいます。しかしスピーカーユニットをボックスに装着すれば、裏側から放たれる音をその中に閉じ込められるので“キャンセリング”の発生を防げます。そのためにスピーカーボックスは存在しています。“サブウーファー”も同様です。ボックスは絶対的に必要です。

「パワーアンプ」が必要となる理由は以下のとおりです。フロントスピーカーやリアスピーカーはメインユニットに内蔵されているパワーアンプでも鳴らせます。しかし“サブウーファー”を鳴らすには大きなパワーが必要なので、メインユニットの内蔵パワーアンプでは力が足りません。なので専用の「パワーアンプ」の用意がマストとなるのです。

 

■もっとも導入しやすいのは「小型/薄型パワードサブウーファー」!

では、“サブウーファー”のタイプ解説をしていきましょう。大きくは以下の4タイプに分類できます。1・小型/薄型パワードサブウーファー、2・大型パワードサブウーファー、3・コンプリートウーファーボックス、4・ユニットサブウーファー、以上です。

それぞれがどのようなものなのかを、順番に説明していきます。まずは1つ目の「小型/薄型パワードサブウーファー」から。これはつまりは、“サブウーファー”を鳴らすための3アイテムであるサブウーファーユニット・ボックス・パワーアンプが一体化した製品です。これを購入して取り付ければ、即、音を出せます。しかも“小型/薄型”なので取り付けスペースを取りません(シート下に取り付けられる場合がほとんどです)。

2つ目に挙げた「大型パワードサブウーファー」も、必要な3アイテムすべてが一体化していますので、導入のハードルは低めです。しかしそこそこに大きいのである程度の設置スペースが必要となり、その点においては少々ハードルが上がります。しかし、大型化する分より迫力のある低音を鳴らせます。

3つ目として挙げた「コンプリートウーファーボックス」とは、「大型パワードサブウーファー」からパワーアンプを省いたもののことを指しています。つまりパワーアンプを別途用意しなくてはならないので、その分導入の際には手間が掛かります。しかし、楽しむべきポイントは増えます。組み合わせるパワーアンプによって得られる音の方向性が少なからず変わりますので、そこのところを自身でプロデュースする面白さも味わえます。なお、「コンプリートウーファーボックス」にはリーズナブルなモデルが多いので、コスト的な障壁は実はそれほど高くはありません。

 

■「ユニットサブウーファー」は選択肢が豊富! 理想のサウンドの徹底追求も可能に♪

そしてもう1つの「ユニットサブウーファー」とは、サブウーファーユニットが単体で売られているもののことを指しています。つまりボックスもパワーアンプも別途用意しなくてはならず、手間もコストも掛かりがちです。しかしサウンドの方向性を自分自身でプロデュースできる度合いは「コンプリートウーファーボックス」以上です。というのも“サブウーファー”の鳴り方は、ボックスの設計の仕方によっても変わってきます。箱をどう作るか、どんなパワーアンプを組み合わせるか、思案のしどころが多々ありその過程もとことん楽しめます。

ちなみに、もっとも種類が多いのは「ユニットサブウーファー」です。ゆえに、何を使うかを考えるところも楽しむべきポイントとなってきます。また、グレードの幅も相当にあり超が付くほどの高級機も存在しています。その気になれば徹底的にハイエンドサウンドを追求することも可能です。

かくして「サブウーファー」は、多種多様な製品が存在しています。予算、取り付け性、サウンド的な特徴、これらを総合的に鑑みて、自分にとってのベストを見つけ出しましょう。なお、セレクトの際には“カーオーディオ・プロショップ”が頼りになります。プロのアドバイスは大いに参考になるはずです。

さて次回は、「サブウーファー」を導入する際のコツや注意事項を解説していきます。次回の記事にもご期待ください。

カーオーディオネット公式アプリをダウンロード!

2020年7月10日 金曜日

最新版カタログ、ショップ検索などいつでもチェックできるCar Audio Net(カーオーディオネット)公式アプリ

Youtubeの「カーオーディオチャンネル」内においてCar Audio Net(カーオーディオネット)公式アプリの説明動画をアップしました。

この動画は、日本で唯一のカーオーディオ情報配信アプリ!カーオーディオネット/車のオーディオおすすめアプリの紹介動画です。このアプリはカーオーディオを楽しむための最新情報がいつでもチェックできますので、是非ダウンロードしてみてください。

▼主なコンテンツ▼

①最新のカーオーディオ総合カタログ配信
 株式会社イース・コーポレーションの取扱い全ブランド、1500アイテム以上を完全網羅!

②新製品や特集記事などのニュース配信
 アップグレードプランや各種最新情報をお届け!

③全国のカーオーディオプロショップ検索
 都道府県別にプロショップ(専門店)の検索!

④YouTubeコーナー
 検証動画や紹介ムービー等まとめて閲覧可能!

⑤フォトギャラリー&システムプラン
 カスタム車両やお勧めシステムプラン等も紹介!

⑥全国のイベント・スケジュール
 カーオーディオイベントのスケジュールを紹介!

◇アプリのダウンロードはこちらをクリック

Download on the App Store    

 

【StP】タイヤからのロードノイズを抑止する液体制振材の効果を検証!

2020年7月3日 金曜日

カーオーディオネットではYouTubeに動画chを新設しました。

第一弾は液体制振材の効果を検証した動画をお届けします。

ロシアのアコースティックマテリアルブランド”StP(STANDARTPLAST)”の液体制振材”Liquid Gold”の効果を、視覚的、感覚的にわかりやすいように簡易テストの模様を動画にまとめました。

是非ご覧ください。

【今回使用の製品】

STP Liquid Gold 標準小売価格 ¥5,000(税別)

●仕様:液体制振材●重量:2kg●推奨取付箇所:ホイールアーチ、フロア、ファイヤーウォール

StP Liquid Goldは液体制振材です。

ホイールアーチ、フロア、ファイヤーウォールなどに塗布することでタイヤが拾うロードノイズを抑制し、車内空間の静音化につなげます。

【施工例】

※ホイールアーチへの施工はタイヤ脱着などの作業が必要な場合があります。安全のため車内空間の魔術師加盟店、カーオーディオショップにご依頼ください。

今後もカーオーディオに関する動画を配信していく予定です。併せてチャンネル登録をお願いいたします。

プロショップ(カーオーディオ専門店)紹介001~050

2020年7月3日 金曜日

プロショップ(カーオーディオ専門店) 取材一覧 001~050

取材記事を掲載したプロショップ(カーオーディオ専門店)を001から050までをご紹介

ショップ名をクリックすると、ショップ情報と取材記事がご覧になれます。

001 千葉県 くるまや工房

  「ドライブの快適性を上げるためのさまざまなプランを明瞭会計でご提案!」

002 愛知県 マイスター一宮店

  「グッドサウンドを通じカーオーディオの理解を深める」

003 群馬県 JsCustomDesign

  「ライトユーザーにも丁寧に寄り添いクルマの楽しみ方を伝える」

004 大阪府 Car Audio Club

  「アットホームな雰囲気で長く付き合えるショップ」

005 広島県 Warps

  「インストール後も、いかに楽しんでもらえるかを意識」

006 茨城県 クァンタム

  「二人三脚で正しい音作りへと導く」

007 栃木県 LCサウンドファクトリー

  「居心地のよい空間にクルマ好き、音楽好きが集う店」

008 神奈川県 プロショップ東名横浜青葉インター店

  「充実の設備とスキルで幅広い車種に実績あり!」

009 岐阜県 Concept

  「あったらいいな!と思えるショップを目指す」

010 大阪府 AV Kansai 堺店

  「卓越したスキルをすべてのユーザーへ還元」

011 神奈川県 スーパープロショップ東名厚木インター店

  「大型ピットであらゆるオーダーに対応」

012 山口県 PARADOX

  「MINIを中心にクルマをトータルサポートする」

013 愛知県 LEROY

  「期待を上回るサウンドをプロデュース」

014 山形県 Power Sound M

  「愛車のサウンドとルックスをクールに磨き上げる」

015 愛知県 VICTORY

  「豊かな経験と若い感性が個性を作り出す」

016 神奈川県 SERVANT

  「1台1台丁寧なインストールに定評あり」

017 兵庫県 AV Kansai 宝塚店

  「ユーザー目線に立ってオーディオの魅力を伝える」

018 愛知県 プロショップ東名名古屋インター店

  「居心地のいい環境で目の行き届いたサービスを」

019 福岡県 エモーション

  「ユーザー第一主義で感動的な音楽を届ける」

020 静岡県 auto nexus

  「USカスタムを筆頭にクールなセンスが光る!」

021 千葉県 SOUND PROGRESS

  「熱意あふれる匠のインストレーション」

022 静岡県 Leggera

  「作業内容をわかりやすく伝え最適なサウンドに」

023 東京都 尾林ファクトリー

  「溢れる情熱でカーオーディオシーンを牽引し続ける」

024 広島県 Truth

  「やりたいことすべてが実現できるオールマイティーなショップ」

025 静岡県 スーパープロショップ東名静岡インター店

  「清潔感溢れるピットで幅広いニーズに対応」

026 山口県 ダテワークス

  「落ち着いた空間の中で最適なサウンドを提案」

027 茨城県 サウンドウェーブ

  「カーオーディオの可能性を探求し続ける老舗ショップ」

028 奈良県 BREEZE

  「洒落た店内にはBMW専用の試聴ルームも!」

029 岡山県 エスイズ

  「万全の体制であらゆるスタイルを形にする」

030 福岡県 SOUND ANG

  ライフスタイルとしてカーオーディオの楽しみ方を発信」

031 東京都 トレンドワークス東京

  専門店の技術を多くのビギナーユーザーへ」

032 新潟県 サウンドポート

  いい音を正確かつ速やかにユーザーに提供」

033 千葉県 サウンドクオリティー

  商品選びから取り付けまで質にこだわったサービスを

034 愛知県 クレヴァーズ豊橋店

  クルマ購入からサポートする気軽に入れる専門店

035 新潟県 DELIGHT

  プロの知識と技術をユーザーに惜しみなく伝授

036 高知県 MIT GARAGE

  重低音に特化しカーオーディオの楽しさを追求する

037 東京都 オーディオファクトリーサウンドプロ

  「クルマ好きが集まるカーオーディオ特化の専門店」

038  鳥取県 ZIPANG(ジパング)

  「未体験のサウンドで大きな感動を与える」

039 福島県 BOX-STYLE

  「一貫した作業でオリジナルの一台を」

040 神奈川県 Car-Fi(カーファイ)

      「ユーザーの寄り添いともに喜びを分かち合えるショップ」

041 滋賀県 WINNING(ウイニング)

  「カーオーディオの魅力を親しみやすく伝える」

042 東京都 MST

  「技術のアップデートを欠かさず最新シーンに対応する」

043 奈良県 エルハウス

  「心を込めたインストールでユーザーに喜びを与える」

044   東京都 K2パフォーマンスプロダクト

  「都内に店を構えるライトユーザーの心強い味方」

045  広島県 M.E.I(エム・イー・アイ)

  「確かなサウンドへ導く堅実な仕事ぶりに定評アリ」

046 福岡県  ニューズ カーズ

      「自然と身体が動き出す爽快なサウンドを」

047 千葉県 Sound Evolution ZEROBIT

  「豊かな経験を生かし良質なサウンドを届ける。」

048 福井県 PARADA

  「ユーザーと同じ目線でカーオーディオを楽しむ。」

049 

 

050

 

ショップ検索>>>右上の検索バーから入力するか、コチラからお近くのショップを検索できます。

SDB

2020年7月1日 水曜日

“カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!! 第2章 Part1「“サブウーファー”が必要な理由とは?」

2020年6月29日 月曜日

「好きな音楽を今よりもっと良い音で楽しみたい!」、そう考えているドライバーの方々に「スピーカー交換」をお薦めしてきましたが、実はもう1つ魅力的な“入門者向け音響向上策”が存在しています。それは「低音強化」です。今回から3回にわたり、これが効果的である理由から実践方法までを詳しく解説していきます。

■「低音強化」を実行するには「サブウーファー」が必要!

今回は、「低音強化」が効果を上げるその理由を説明します。

なお、もっともスタンダードな「低音強化」策はズバリ、「サブウーファーの導入」です。ちなみに「サブウーファー」の“サブ”という単語には、“下の”という意味があります(“サブマリン”とか“サブウェイ”等の“サブ”も同義)。つまり「サブウーファー」とは、「ドアスピーカー(ミッドウーファー)が鳴らす音よりもさらに“下の(低い)”音を再生するためのスピーカー」なのです。

さて、このような役割を担うスピーカーユニットが、なぜにカーオーディオでは必要になるのでしょうか。理由は主には2つあります。1つは「ドアスピーカーの低音再生能力には限界があるから」、そしてもう1つは「ロードノイズによって低音が聴こえにくくなるから」です。

■口径が大きくなればなるほど、低音再生能力は高まる!

上に挙げた2つの理由の中身をそれぞれ詳しく解説していきましょう。まずは「ドアスピーカーには低音再生能力に限界があるから」について。

スピーカーは、振動板の口径が大きくなればなるほど低音再生能力が高まります。例えば高音再生のスペシャリストであるツイーターは振動板の口径が2cmとか2.5cmほどしかなく、ゆえに2kHzとかそれ以上の高音を鳴らすのは得意なのですが、中音以下の再生は行えません。

ちなみにクルマのドアに装着できるスピーカーの口径は、せいぜい16.5cmもしくは17cmクラスまでです。このくらいの大きさのスピーカーでは、ローエンドまでスムーズにそしてキレイに再生するのは困難です。

しかし「サブウーファー」を導入すれば話は変わります。「サブウーファー」は25cmとか30cmの口径が確保されていますので、このくらいの大きさがあれば、人間の可聴帯域の下限である20Hzあたりの低音までを再現できるようになるのです。

続いては、「ロードノイズによって低音が聴こえにくくなるから」について説明していきます。

ロードノイズ”とはつまり、タイヤパターンが路面を蹴ることで生み出される騒音です。なおこれは、主には低周波で構成されています。ゆえに、ドアスピーカーが奏でる音楽のうちの低音成分に覆い被さり“マスキング現象”を引き起こします。こうして低音が聴こえにくくなるのです。しかし「サブウーファー」を導入すれば状況を変えられます。低音を“補助”する効果が得られますので、聴こえにくくなった低音の情報量を補完してくれるのです。

■「サブウーファー」を導入すると、リズム感が増し、サウンドのリアリティも向上する!

ところで、「サブウーファー」が担当する帯域は大体どのくらいの音程なのかというと…。セッティングによっても変わってきますが、一般的には80Hz以下に設定されることが多いです。ドアスピーカーの性能が高ければさらに低めに設定されることも少なくありません。ちなみに、4弦エレキベースの最低音は41.2Hzですので、「サブウーファー」の担当帯域を80Hzから下に設定した場合でも、4弦エレキベースの演奏音域のうちの約1オクターブ分しか再生していないことになります。つまり「サブウーファー」は音階を表現する楽器の音をほとんど再生していないのです。

ではどんな音を再生しているのかというと、バスドラムといった低音打楽器の音や、録音した空間に響く環境音を再生しています。

なので「サブウーファー」を導入すると、ビートが強烈な音楽では特に楽曲のノリが良くなります。音楽の楽しさが増強されるというわけです。そしてさらには空間の再現能力がぐっと高まります。結果、立体感の再現性が上がりサウンドステージのリアリティが一層向上するのです。そしてさらには、超低音がしっかり鳴ることで、それを支えとして中高音の響き方も良化します。サウンド全体に好影響をもたらすのです。

なおサウンドの変化幅は「スピーカー交換」をしたとき以上、とも言われています。なにせ、今まで聴こえていなかった音が耳に入ってくるわけですから、その効果は絶大なのです。

さて次回は、「サブウーファー」の選び方をレクチャーします。乞うご期待♪

DSP-680AMP グレードアッププラン

2020年6月17日 水曜日

純正カーナビそのままでグレードアップ!DSP-680AMPで出来るシステムの一部をご紹介!

2019年1月発売以来、多くの支持をいただいているμ-Dimensionの6chアンプ内蔵8chDSP「DSP-680AMP」

今回は基本プランをご紹介いたします。

 ↓↓DSP-680AMPの製品詳細についてはこちらのバナーをクリック↓↓

プラン①フロントスピーカー+薄型サブウーファーBOXをDSP-680AMP 1台で駆動

DSP-680AMPはコンパクトな筐体ながら6chのデジタルアンプを内蔵しています。セパレートスピーカー+サブウーファーのマルチシステムを構築を実現します。

OPTISOUNDAUTO8-V2はアンプレスの8インチの薄型サブウーファー搭載BOXのため、柔軟な取付が可能です。

プラン②フロントスピーカー+リアスピーカー+パワードサブウーファー

フロントスピーカーとリアスピーカーをDSP-680AMPを6ch内蔵アンプで、アナログ出力にアンプ内蔵サブウーファーJPS-100-8を接続したプランです。

プリセット設定を活用して、設定①をフロントスピーカー+サブ、設定②をフロント+リアスピーカー、設定③をフロント+リアスピーカー+サブウーファーと状況に応じた設定を内部に登録することが可能です。設定の呼び出しはDSP-680AMP REMOTE (別売)で行います。

※上記プランはあくまでも参考例です。カーオーディオのグレードアップは最寄りのカーオーディオショップにご相談ください。

>>>お近くのショップ検索はコチラ

◆ブランド情報

【ご注意】

※ 取付工賃が別途かかります。
※ 車種及び車両の状態により取付に条件が生じる事があります。
※ 信頼安心のESマークが付いている製品は、正規輸入品ですので、 全国のカーオーディオ専門店(プロショップ)にてお求めください。

※サウンドの変化については個人の感覚での差があります。実際にプロショップでご自身の耳で聴いてみる事をお勧めします。

 

 

“カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!! 第1章 Part3「“取り付け”で音が変わる!?」

2020年6月17日 水曜日

音楽好きなドライバー諸氏に、「スピーカー交換」を熱烈にお薦めしている当特集。その第3回目となる今回は、交換するスピーカーの性能を一層引き出すための“コツ”をご紹介していきます。

■スピーカーを取り付けるには「インナーバッフル」の用意がマスト!?

結論から入ります。「スピーカー交換」を実行する際には、“取り付け”作業に手間を掛ければ掛けるほどより良い結果が得られます。

その理由は以下のとおりです。まずはホームオーディオのスピーカーをイメージしてください。それは、スピーカーユニットが箱に装着された状態で完成形となっています。一方カー用のスピーカーは、スピーカーユニットが単体で売られています。つまり、その状態ではまだ半完成品です。クルマに取り付けて初めて、スピーカーとして完成します。

ところが…。「ミッドウーファー(ドアスピーカー)」が取り付けられることとなるドアは、スピーカーとしては設計されていません。ゆえに、何の手間も掛けずに取り付けてしまうと、残念ながらスピーカーとしての完成度は低いままです。

では、スピーカーとしての完成度を上げるためには何をすれば良いのでしょうか。やるべきことは、主には2点に集約できます。

まずは、「インナーバッフル」の用意がマストとなります。「インナーバッフル」とはいわば“取り付け用スペーサー”なのですが、音響パーツとしての役割も果たします。役割は主には3つ。1つ目は、「スピーカーの足場を固める役割」です。これを用いることでスピーカーは踏ん張りが効くようになるので、パワーをロスせず仕事を行えます。

■「インナーバッフル」には鉄板の共振を抑える役割とスピーカーを立ち上げる役割もある!

2つ目は、「鉄板の共振を抑える役割」です。これを用いれば、スピーカーの振動板が動くことで発生する振動が鉄板に伝わりにくくなるのです。振動が伝わると鉄板が共振して異音を発し音を濁しますが、それを防止できるのです。

そして3つ目は「スピーカーを立ち上げる役割」です。もしもスピーカーを鉄板に直付けすると、スピーカーの奥側が降りてくる窓ガラスに当たる可能性が高まります。しかし「インナーバッフル」を用いればスピーカーを立ち上げられるので、ある程度の厚みのあるスピーカーでも取り付け可能となるのです。

なお、「インナーバッフル」には市販品も存在しています。なので取り付けコストを抑えたい場合にはこれを使うと良いのですが、音のことを考えるのであれば“ワンオフ”したものを使った方が有利です。“カーオーディオ・プロショップ”は「インナーバッフル」を車種ごと、そして取り付けるスピーカーごとでベストな仕様で作ってくれます。結果、役割を果たす能力が高まり高音質化が果たせます。かつ、“ワンオフ”すれば耐久性も高められます。

そして、スピーカーとしての完成度を上げるためのもう1つの作業とは…。それは、“デッドニング”です。これは、「ドア内部の音響的なコンディションを整えるための作業」だと理解してください。先述したとおり、クルマのドアは音響製品としては設計されていませんが、“デッドニング”を行えばドアのスピーカーとしての完成度を上げていけます。音響的に不利な要因を1つ1つ潰していけるのです。

 

■「ツイーター」はAピラーやドアミラー裏に埋め込むと、音的に有利!

高音を再生する「ツイーター」も、“取り付け”に手を掛けるほど性能が引き出されます。コストを抑えたい場合には、純正位置へ埋め込んだり(可能なモデルの場合)、マウントを用いてダッシュボードの上にポンと置くように取り付ければ良いのですが、音を良くしたいと思ったら、Aピラーやドアミラー裏に埋め込むやり方も検討しましょう。

【※】①②ダッシュボード奥、ドアミラー裏の純正ツイーターの位置に ③スピーカー付属のマウントを用いた取付 ④ミラー裏に加工して取付 ⑤Aピラーに加工して取付

このような取り付け方が音的なアドバンテージを発揮する理由は主には3つあります。1つは「高さを稼げるから」。ある程度高いところに付けられるのでサウンドステージを引き上げられます。2つ目は「反射の影響を少なくできるから」。例えば純正位置がダッシュボードの奥だったりすると、ツイーターから放たれた音がガラスにぶつかるなどして音響特性が乱れがちとなりますが、Aピラーやドアミラー裏に埋め込むと反射の影響を減らせます。そして3つ目は「角度設定を自在に行えるから」です。ベストな鳴り方のする取り付け角度を選べるのです。

なお“デッドニング”や“ツイーターの埋め込み”は、後々に改めて行っても構いません。まずは予算の範囲内で最小限の内容に留め、後から手を加えていっても楽しめます。音が良くなる感動を再び味わえますので、むしろお得かもしれません。

せっかくスピーカーをより良いものに交換するのですから、その性能を十二分に引き出せないのはもったいないです。“取り付け”に手を掛ければ、そうはなりません。可能な限り手間を掛け、「スピーカー交換」をする楽しさを最大限満喫してください♪

【GROUND ZERO】BMW専用スピーカーキット GZCS-SQ+シリーズ発売!

2020年6月9日 火曜日

BMW専用スピーカーアップグレードキット GZCS-SQ+シリーズ発売!

日本国内において幅広い支持を得る欧州車BMW専用スピーカーアップグレードキットGZCS100BMWがSQ+としてマイナーチェンジをしました。

ウーファーには明るい音色が特徴のプレスドペーパーコーンを使用、滑らかな音色が特徴のシルクドームツイーター、専用ハイパスフィルターを追加採用。専用カプラーのため配線の加工をせずにスマートなインストールを実現します。

【NEWスピーカーキットラインナップ】

 

GZCS100BMW-SQ+A       標準小売価格 ¥61,000円(税別)
●仕様:10cm2wayコンポーネントスピーカー●周波数帯域:100Hz-25kHz●最大入力:100W●定格入力:50W●主な適合車種:BMW1シリーズ(F20)、BMW2シリーズ(F22、F45)、BMW3シリーズ(F30)他

GZCS100BMW-SQ+B       標準小売価格 ¥61,000円(税別)
●仕様:10cm2wayコンポーネントスピーカー●周波数帯域:100Hz-25kHz●最大入力:100W●定格入力:50W●主な適合車種:BMW1シリーズ(E87)、BMW3シリーズ(E90)、BMW5シリーズ(F10)他

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GZCS100BMW-SQ+C       標準小売価格 ¥61,000円(税別)
●仕様:10cm2wayコンポーネントスピーカー●周波数帯域:100Hz-25kHz●最大入力:100W●定格入力:50W●主な適合車種:BMW5シリーズ(E60)、BMWX5(E70)、BMWX6(E71)他

GZCS100BMW-SQ+D       標準小売価格 ¥61,000円(税別)
●仕様:10cm2wayコンポーネントスピーカー●周波数帯域:100Hz-25kHz●最大入力:100W●定格入力:50W●主な適合車種:BMWX5(F15)、BMWX6(F16)他

【継続販売品ラインナップ】

GZCS 100BMW-MINI 標準小売価格 ¥50,000円(税別)
●仕様:10cm2wayコンポーネントスピーカー●最大入力:100W●定格入力:50W●主な適合車種:MINI標準オーディオ装着車(F54~F57)他

GZCS 200BMW-SW(ペア)  標準小売価格 ¥68,000円(税別)
●仕様:8インチ(20cm)サブウーファー●周波数帯域:35Hz-250Hz●最大入力:160W●定格入力:100W●公称インピーダンス:2Ω●専用ハーネス付属※ペア売りでの販売となります。

◇本製品はBMW を熟知し且つカーオーディオの取付技術に優れたイース・コーポレーション正規取扱店でのご購入、取付を推奨いたします。
◇仕様・年式によって純正ウーファーとエンクロージャーが接着されている場合があります。脱着、加工取付が困難な場合もありますので取付は販売店にご依頼ください。

【GZCS 100BMW-適合表はこちら】

◆ブランド情報

◆本商品は、グラウンド・ゼロ正規取扱店でお買い求め及び取付・調整ください。お近くのショップはコチラから検索できます。

“カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!! 第1章 PART2「スピーカーの選び方について」

2020年6月2日 火曜日

 

「ドライブには音楽が欠かせない」、そう考えているドライバーの方々に、「スピーカー交換」を強くお薦めしている当連載。まず前回は、「スピーカーを交換すると音が良くなる理由」を説明しました。それに引き続き今回は、「スピーカーの選び方」を解説していこうと思います。

■市販カー用スピーカーには、“タイプ違い”が存在している!?

まずは、カー用の市販スピーカーには「タイプ違い」があることから説明します。大きくは2つに分けられます。1つが「フルレンジタイプ」で、もう1つが「セパレートタイプ」です。前者は、左右の1つずつのスピーカーユニットだけで低音から高音までの全帯域を再生するもので、後者は、左右ともに複数のユニットを用いてそれぞれに“役割分担”をさせて音楽を再生しようとするものです。なおこれにも、「セパレート2ウェイ」「セパレート3ウェイ」の2タイプが存在しています。

ところで…。カー用として市販されている「フルレンジスピーカー」の多くは実は、よくよく見ると「2ウェイ」もしくは「3ウェイ」です。中低音を担当する「ミッドウーファー」の同軸上に高音再生を担当する「ツイーター」が、またはそれにプラスして「スーパーツイーター」とが装着されています。しかしそれらが一体化されていて1つのスピーカーに見えるので「フルレンジタイプ」と呼ばれている、というわけなのです。なおこれは「コアキシャルスピーカー」とも呼ばれています(コアキシャルとは“同軸の”を意味します)。

※左より純正スピーカー(フルレンジスピーカー)、セパレート2ウェイスピーカー、コアキシャルスピーカー(フルレンジスピーカー)

■「セパレート2ウェイスピーカー」を使うと、サウンドが目の前から聴こえてくる!

ちなみに、3タイプあるうちの中でもっとも人気が高いのはズバリ、「セパレート2ウェイスピーカー」です。その主な理由は、「音楽が目の前から聴こえてくるから」です。そのようになるメカニズムは以下のとおりです。

クルマの場合、中低音再生を担当する「ミッドウーファー」は、基本的にはドアに取り付けられることとなるのですが、高音再生を担当する「ツイーター」は小型なので、ダッシュボードの上とか、場合によってはAピラーやドアミラー裏に埋め込めます。

※左画像・・純正スピーカーの位置にそのままにインストールに(トレードイン)。右画像・・ピラーにツイーター、ドアにスピーカーをカスタムインストール

ところで高音は、真っ直ぐに進もうとする性質が強いので音の出所も分かりやすく、逆に低音は真っ直ぐに進もうとする性質が弱いので音の出所も分かりづらいです。で、「ツイーター」から放たれる高音が高い位置から聴こえてくると…。なんと中低音もそれにつられて、高い位置から聴こえてくるように錯覚します。ゆえに「サウンド全体が目の前から聴こえてくるようになる」というわけなのです。この点が特に好感され、「セパレート2ウェイスピーカー」は「フルレンジスピーカー」よりも人気が高くなっているのです。結果、製品数も格段に多いです。これに狙いを定めれば、選択肢がぐっと広がります。

対して「フルレンジスピーカー」には、「取り付け性が高い」ことと「音の出所が1箇所なのでサウンドがまとまりやすい」という利点が備えられています。それらを重視するならば、これを選ぶのもアリです。覚えておきましょう。

■「スピーカー交換」がしたくなったら、今すぐ“カーオーディオ・プロショップ”へ♪

もう1つの「セパレート3ウェイスピーカー」についても補足しておきましょう。これは、“役割分担”を細かくできるので音的には有利です。しかしスピーカーユニットの数が増えるので取り付けが難しくなり、かつサウンド制御の難易度も上がります。ですのでこちらは、“上級者向け”のスピーカーだと理解しましょう。“初めてのスピーカー”としては不向きです。

※3ウェイの場合高域はツイーター、中域はスコーカー(ミッドレンジ)、低域はミッドウーファーとなり、取付加工及びサウンドチューニングの必要性が高まる場合が殆ど。

さて、「セパレート2ウェイスピーカー」がもっとも人気が高く、かつ選択肢も多いわけですが、その中から自分に向いたモデルを選ぶにはどうすれば良いのかというと…。答は「聴いて選ぶ」、これが早道です。そしてそれを実行するためには、“カーオーディオ・プロショップ”に足を運ぶのが最善策。そこに行けば製品選びのヒントがたくさん見つかるはずです。

なお、カー用の市販スピーカーは1万円台のモデルから存在していますが、予算が許すのであれば「1ランク上のモデルを選ぶ」と、得られる満足度も高まります。理由は、「低価格帯の製品では特に価格差による性能差が小さくないから」です。1万5000円の製品と3万円の製品とでは価格差は倍。そして6万円の製品との差は4倍にまで広がります。この差はダテではありません。参考にしてください。

【スピーカータイプ解説・まとめ】

次回は、「スピーカー交換」をする際に必要となる「取り付け作業」の中身について解説していく予定です。ご期待ください♪

 

 

 

 
 
 
 
 

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