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オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step3]

2020年1月7日 火曜日

オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step3]

今回は、純正カーオーディオとアフターマーケット製品の違いについてお話をします。

どんな車でもメーカーが作る車両はコストを抑えて量産化するのは当然です。純正装着品はカーオーディオに限らず、ホイールやサスペンション、シートなどアフターパーツの方が性能が優れているのは皆さんご承知の通り。自動車メーカーからしてみてば限定車でもない限りユーザーがどこにどれほど拘っているか?が不透明であり、更に限られた生産コストの中で高価なパーツを採用するのは非常に困難です。

またStep2でも解説をした通り、車室内で低音を再生するには口径の大きなスピーカー(ウーファー)とそれに見合うパワーアンプ、ウーファーボックスを搭載する必要があり、純正装着としては重量的な問題や搭載スペース、びびり音など様々な課題も多くなります。

従って一般的な純正のカーオーディオシステムでは16cmのミッドレンジ(中音用スピーカー)とツィーター(高音用スピーカー)のシステムになり、大衆車に至っては16cmスピーカーのみの設定になっています。このようなシステムではどうしても皆さんはサウンド調整で不足しがちな低音の“BASS“と高音の”TREBLE”のレベルを最大(MAX)にするのです。そしてその結果、音の特徴としてはいわゆる「ドンシャリ」となります。

「ドンシャリ」のドンとは低域の“ドンドン”する音で、主に60Hzから80Hz周辺の低音帯域を差し、あまり大きなスピーカーサイズではなくても出る低音帯域、パワー(パワーアンプ)も差ほど必要ありません。シャリは10kHz以上の高音域で”シャリシャリ“した音。高音として認識し易い帯域です。そのドンシャリが出やすくなった音は一瞬、音が派手に聞こえて良くなった錯覚を起こしますが、実は音楽を聴く音としては不快な音なのです。

それは本来のCDなどに含まれている音の情報とは違った音になってしまうからです、

少し難しい話になりますが人間の耳が聞こえる周波数帯域は低音の20Hzから高音の20kHzと言われており、CDなど音源に含まれる信号も20Hzから20kHzの音になります。皆さんが映画を観に行って音に不満を持つ人は少ないと思います。それは各映画館ではこの20Hzから20kHzがきちんと再生されているからなのです。

純正カーオーディオで20Hzから20kHzがきちんと再生されている車種は一部の高級車のメーカーオプションくらいしかありません、しかも例え周波数帯域が優秀であってもボリューム(音量)には満足できないユーザーは少なくありません。

この様に様々な制約の純正カーオーディオでは満足のいくオーディオのハードルは高くなっています。アフターパーツの入門的なウーファーを搭載するだけでも劇的に音に変化が出るので、まずはアンプ内蔵のチューンナップウーファーを搭載してみるのがお勧めです。

チューンナップウーファーの搭載で、純正のミッドレンジ(中域スピーカー)から低音の成分を排除する事でクリアーな中域(ヴォーカル帯域など)も手に入れる事が出来るのです。

◆関連記事

 

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オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step2]

2019年12月16日 月曜日

オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step2]

前回はカーオーディオの魅力についてお話をしましたが、今回はカーオーディオに装着される各ユニットの役割について説明をしたいと思います。

カーオーディオのシステムには音の流れがあります。簡単に説明をすると「音源→パワーアンプ→スピーカー」という流れになります。CD、USBデータ、iPhoneやスマホ、ラジオやテレビなどを音源(source)と言います。

各音源を切り替えたり、曲やチャンネルのチェンジ、早送り、ボリュームのコントロールをするのが「ヘッドユニット」(ソースユニット)と呼ばれる物です。現在ではナビゲーションとモニターを一体化させた物が主流となっています。

次に音源を再生させた信号を増幅(音を大きくする役目)をさせるのがアンプ(パワーアンプ)です。通常はナビゲーションやCDプレーヤーなどのヘッドユニットの中に内蔵アンプとして入っていますが、電源やスペースが限られているのでアンプ単体で外部に設けられた方が性能が優れています。より大きいパワーの方が大きな音が出て、パーツや回路にこだわった物が良質な音が出ると思って良いでしょう。本格的なパワーアンプでも近年ではシート下に入るほどの小型化されたアンプも多く販売されています。

 

そしてアンプで増幅された信号を音(音波)に変えるのがスピーカーです。電気信号を空気の振動に変えて「音」を発します。カーオーディオでは低域用に直径8インチ(20cm)、10インチ(25cm)、12インチ(30cm)のサブウーファーを使います。大きいものでは18インチ(46cm)、小さい物では6インチ(16cm)のサブウーファーも存在します。サブウーファーは基本的に専用の箱(ウーファーボックス)に入れて音を出します。中域を再生するには「ミッドレンジ」を使用します、主に5インチ(13cm)か6インチ(16cm)が使用されます。ミッドレンジは通常フロントドアに装着します。ドアの内部をボックスに見立てるのでドアの内部に防振などをして補強する事が必要です。高域にはツィーターを使います、通常はAピラーやダッシュボードの左右にレイアウトされています。

スピーカーの設計や素材などにより音質は大きく変わります。またパワーアンプとのマッチングもオーディオシステムでは重要なポイントになります。その為、製品選びが重要なポイントになるのです。

 

 

 

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ショップスキルの説明

2019年12月13日 金曜日

ショップ情報には取得したスキルのアイコンを表示しています。

カーオーディオ専門店(プロショップ)は、多くのスキルと経験によりお客様の製品選び、システム提案、カーオーディオライフまでをサポートする心強い存在です。

プロのインストーラーを育成するE:S Technical Training Academyによる1級資格合格者が所属しているショップ

プロのインストーラーを育成するE:S Technical Training Academyによる2級資格合格者が所属しているショップ

パーフェクトパッケージとは、取扱認定店制度を導入した、全国一律の取付工賃にて提供している、車種別の専用スピーカーキットです。価格にはスピーカー本体、取付に必要なパーツ、基本取付工賃など全てが含まれています。

主な対応車種は、プリウス、ハリアー、RAV4C-HR、アルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、エスクァイア、ランドクルーザープラド、カローラ、ヴィッツなどです。(対応車種は順次追加します)

>>>パーフェクト・パッケージについてはコチラ

専用マテリアルであるSILENT COAT(サイレントコート)を使用して、プロならではのノウハウとテクニックで、ワンランク上のロードノイズ、防音・防振・断熱対策する事が出来るプロの集団です。プロが施工する快適な空間は単に車を静かにするだけではありません。愛車に乗るのが楽しくなり、長距離運転でも疲れにくくなります。同乗者の方にとっても、ストレスのない楽しいドライブになることでしょう!

※SILENT COAT(サイレントコート)は加盟店専売品です

>>車内空間の魔術師についてはコチラ

RockfordFosgateのシグナルプロセッサー「3SIXTY」の調整を熟知した資格者が所属しているショップ

>>>3SIXTYについてはコチラ

EMMA(European Mobile Media Association)の競技において審査をする資格者が所属しているショップ

>>>EMMAについてはコチラ

IASCA(International Auto Sound Challenge Association)の競技において審査をする資格者が所属しているショップ

>>>IASCAについてはコチラ

専用の体感デモ機を準備してあり、お客様の車両で疑似体感する事ができるショップ

※来店前にお店に確認・予約が必要です

 

 

パーフェクト・パッケージ/TOYOTA VELLFIRE (30系)

2019年12月5日 木曜日

パーフェクト・パッケージ/トヨタ ヴェルファイア (30系)

☑感動するサウンド(GREAT AUDIO)

☑いつでも純正に戻せる(NO DAMAGE)

☑安心の工賃込価格(BASIC INSTALL FEE)

フロントスピーカ―の交換だけでも劇的に音質は向上します。例えるならライブや映画館のような臨場感を車内でも体感する事が可能になり、いつも聴いている音楽がより楽しく、感動するサウンドに生まれ変わります!30系トヨタ ヴェルファイア専用キット「パーフェクト・パッケージ」は、スピーカー交換時に配線加工やボディ加工は一切行いませんので、カーリース等で車輛を購入している方にもお勧めです。なお、表示価格にはスピーカーや取付に必要なパーツ類及び基本取付工賃まで全て含まれています。

フロントスピーカ―の交換だけでも劇的に音質は向上します。例えるならライブや映画館のような臨場感を車内でも体感する事が可能になり、いつも聴いている音楽がより楽しく、感動するサウンドに生まれ変わります!20系トヨタ アルファード専用キット「パーフェクト・パッケージ」は、カプラー接続のため交換時に配線加工やボディ加工は一切不要。純正に戻しやすいのでカーリース等で車輛を購入している方にもお勧めです。なお、表示価格にはスピーカーや取付に必要なパーツ類及び基本取付工賃まで全て含まれています。

フロントスピーカー■E-PP/TOYOTA-B

工賃込み価格 ¥50,000円(BIF込み・税別)

●仕様:6×9インチ(15×23cm)2wayセパレートスピーカ−●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:39Hz〜22kHz●能率:91.5dB●キット内容・JL AUDIO C1-690・インナーバッフル ・ツイーターマウント・スピーカー変換カプラー・各種ビス※JBLプレミアムサウンド装着車不可※工賃込み価格(※BIF 込み価格)にて表記。

>>>TOYOTA-Cに使用のC1-690の製品詳細についてはこちら

リアスピーカー■E-PP/TOYOTA-E

工賃込み価格 ¥48,000円(BIF込み・税別)

●仕様:16.5cm2way セパレートスピーカー●定格入力:50W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:48Hz〜24kHz●能率:90.0dB●キット内容:JLAUDIO C1-650・インナーバッフル・シリコンバッフル・ツイーターマウント・スピーカー変換カプラー・各種ビス●認定店専売品※工賃込み価格(※BIF 込み価格)にて表記。

>>>TOYOTA-Aに使用のC1-650の製品詳細についてはこちら

※品質向上のため、予告なく仕様を変更させて頂くことがあります。

※BIF(Basic Install Fee)…純正状態からの基本工賃になります。社外品が装着されている場合や、一部のオプション品が装着されている場合、カスタムインストール等は除きます。また、サウンドチューニング費用及び防音・防振・吸音材施工費用等は含まれていません。

※購入・取付はパーフェクト・パッケージ取扱認定店にご依頼ください。

◆リーフレット ダウンロード

ボタンをクリックするとpdfファイル形式のリーフレットをダウンロードできます

⇒車種選択ページへ

⇒取扱 認定店一覧ページへ

⇒カーオーディオネットTOPへ

オーカー先生のカーオーディオ入門 INDEX

2019年12月2日 月曜日

オーカー先生のカーオーディオ入門 記事一覧

掲載された記事を順次ご紹介(毎月追加)

タイトルをクリックすると記事がご覧になれます。

 

■カーオーディオの楽しさ

 Step1 「カーオーディオの魅力とは」 2019.12

 Step2 「各ユニットの名称や役割」 2019.12

 Step3 「純正カーオーディオと市販品」 2020.01

 Step4 「純正カーオーディオからのシステムアップ」 2020.01

 Step5 「プロショップについて 2020.02

 Step6 「オーディオデモカーについて 2020.03

 

お近くのカーオーディオ専門店はコチラ

オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step1]

2019年12月2日 月曜日

オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step1]

初めにカーオーディオの魅力についてお話をしようと思います、そもそも「オーディオの魅力とは?」。

皆さん誰しも物心がつく頃から音楽を無意識のうちに聴き、無意識のうちに共存しているかと思います。

人それぞれ音楽との関わり方や好みのジャンルは違いますが、音楽が無い生活は想像ができない程、皆さんの生活の一部となっている事に違いありません。その理由は音楽を聴いていると気持ちが高揚する、楽になる、癒される、疲れが取れる、ストレス発散など精神的にプラスの効果が働くからだと思います。

生活に重要な音楽を聴く為に必要なのが「オーディオ」となる訳です!

当然、人間が「良い音で音楽を聴きたい!」と思う願望は心理的な欲求や身体から無意識のうちに求める事だと思います。人は美味しいものが食べたいのと同様に、音楽も「良い音で聴きたい」となる訳です。

昨今、スマートフォンの普及により家庭以外で音楽を持ち歩く文化が定着して来ました、車ではCDを差し替えずにスマートフォンやポータルブル音楽プレーヤーにより、より良い音で音楽が気軽に楽しめる様になりました。車以外でも若者を中心にヘッドフォン(イヤフォン)が流行し、電車の中では多くのサラリーマンや学生が通勤、通学時間にも良い音で音楽を聴くようになりました。

この様に我々の音楽を取り巻く環境は、ここ10年で飛躍的に進化を遂げています。その分、皆さんも従来に比べて“良い音”に関して興味が増しているのではないでしょうか?

そこで本題の「カーオーディオの魅力」について!

人それぞれ音楽についての求めるモノが違いますが、多くの人が下記の様に感じた事がありませんか?

・クリーンな音で音楽を気持ち良く聴きたい

・誰にも気を遣わずに好きな音楽を好きなボリュームで聴きたい

・ノリノリの音楽を聴いて高速道路を気持ちよくドライブしたい

・家族や好きな人に車内で良い音で聴かせてあげたい

・コンサートやライブ会場で聴いた雰囲気を車中でも味わいたい

などなど、、、、、

かつては数百万円もするオーディオ機材と専用の部屋がないと体感できなかった「ホームオーディオの良い音」が現在では車両静寂性の進化、デジタル音楽メディア、デジタルオーディオ機器により、車内でも比較的簡単に良い音が再現できるようになりました。

昔と比べ今の車はファミリーカーでもエンジンの振動、外的ノイズなど静寂性が高レベルで車の中は絶好のリスニングルームになっています。

しかしながら自動車メーカーは軽量化や生産コストの問題で、どうしても良いオーディオ機材を装着できません、皆さんは車両を購入したままのノーマルオーディオの状態で満足をしていますか?

自分の車のカーナビ機器の「オーディオ設定」で「BASS(バス)」、「TREBLE(トレブル)」をブーストさせていませんか?

特に日本車メーカーの純正オーディオは、テレビやラジオ(トーク)番組を中心に音響の設定がされており、音楽を聴くには「低音(BASS)」と「高音(TREBLE)」が不足しています。皆さんがバス、トレブルのダイヤルをブーストするのは脳や耳が良い音を求めている証拠なのです。

せっかくの静かな車両環境で「音楽を聴かない手はないでしょう!」

皆さんはこれから長い間、生涯何時間、車の中で時間を過ごしますか?カーオーディオを楽しめると渋滞も苦にならず、一人での長距離運転も楽しくなります。自宅に帰ってきても駐車場で音楽を聴く人も少なくありません。

皆さんのカーオーディオライフが、より楽しくなるように、このコーナーでは簡単に「良い音」を手に入れられるノウハウを、カーオーディオに携わって30年以上の“オーカー先生”が分り易く解説、レクチャーして“楽しいカーオーディオ”の世界へ導きます!!

 

 

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世界最大級アフターマーケットビジネスショー”SEMA SHOW 2019″最速レポート!

2019年11月6日 水曜日

 

 

世界最大級アフターマーケットビジネスショー”SEMA SHOW 2019″を最速レポート

アメリカ ラスベガスで11/5から開催中の”SEMA SHOW 2019″現地で撮影した画像を最速レポート。期間中、画像は随時追加します。これから話題になる新製品やカスタム最前線等をご覧ください。

 

 

タイトルをクリックするとページが開きます。

#1 アメリカンサウンドの王道RockfordFosgateの新作アンプと会場で見かけた日本車

#2 MTX AUDIO、Audio Control、XS POWER BATTERIESブースから新製品等と会場で見かけたアメ車

#3 アメリカで大人気のスポーツトラック、AWD(四駆)、ハイリフト等のアメ車 前編

#4 アメリカで大人気のスポーツトラック、AWD(四駆)、ハイリフト等のアメ車 後編

#5 BMWやフェラーリなどの欧州車、スーパーカーなど会場で見かけた世界の車

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 

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