サウンドウェーブ
2017年11月24日 金曜日カーオーディオの可能性を探求し続ける老舗ショップ
現在は会長を務める小倉さんが「サウンドウェーブ」を創業したのは1982年までさかのぼります。以来ショーオフ、ストリート、Hi-Fiとあらゆるジャンルで数々の名車を作り続けてきました。その後、長年にわたり同店に勤務してきた根本さんが代表となり、トップクラスの技術にさらに磨きをかけこれまでと変わらぬスタンスでカーオーディオの可能性を追求しています。
「当店ではアルミバッフルをいち早く導入するなど常に新しい素材、構造を探求し実験を繰り返してきました。そして培った技術の成果を披露する場として海外のカーショーに出展したこともあります。そういった姿勢は今後も崩さず、お客様とともに成長していきたいと考えています」
サウンドコンテストのエントリー車両でも、ハイエンドなクラスになってくるととんでもなく細かいところまで突き詰めたインストールを行っているそうです。その一端を体感できるのがデモカーで、ハイクオリティーな音質とともに手の込んだ作り込みもなされており、優れた技術を目と耳で確かめることができます。こうして得られたノウハウはライトユーザーにも確実に還元されていくのです。
「基本的に当店はアットホームで敷居は低いお店だと思います。我々はいわばセレクトショップのプランナーのようなものです。お客様の求めるものを形にし感動を与える仕事だと考えています。現状に不満を感じていたり、何かやってみたいことがあれば無料で見積もりを行いますので、初心者の方でも遠慮なくご相談ください」
お店があるのは茨城県ひたちなか市で、常磐自動車道・那珂ICから県道31号瓜連馬渡線を経由し、国道6号を南下していくとすぐに大きな赤い看板が見えてきます。大きくゆったりとした店舗は作業設備も充実しており、他店で断られたオーダーを実現するなど、正確・確実な作業でグッドサウンドへと導いてくれます。またオーディオだけでなく車内の静音を求めるお客さんもよく訪れるそうです。
「ハイエースならエンジンのあるシート下が騒音の元になっていたりなど、ひとくちに静音といっても車種によって作業のポイントが変わってきます。当店ではサイレントコートという素材を使い、静かな車内環境を効率よく生み出します。こうしたデッドニングは断熱や遮熱の効果も得られるので、快適性はさらにアップすると思います」