投稿者のアーカイブ

カーオーディオスタートプラン①-セパレートスピーカーお勧め2機種

2020年9月11日 金曜日

■汎用性の高いツイーターハウジング GZTH 25-28B

GROUNDZEROの新型ツイーターハウジング GZTH 25-28BはGROUNDZEROのスピーカー以外にも適合した砲弾型のツイーターハウジングです。

ダッシュボード上、フロント左右の三角窓の付近へ角度をつけて設置する場合に最適です。

 

GZTH 25-28B   ¥4,400(税抜価格:¥4,000)

●仕様:ツイーターハウジング●幅×奥行×高さ(基台含む)48.7mm×63.5mm×47.2mm●プラスチック製●ラバー塗装●取付ネジ、両面テープ付属

※本製品はGROUNDZEROより販売されている製品となります。※製品詳細、適合情報はこちら

■GZTH 25-28Bに対応したお勧めスピーカー2機種

①GZRC 165.2SQ-IVX ¥57,200(税抜価格:¥52,000)

GZRC165.2SQはダイナミックなサウンドを求めるカーオーディオユーザーのために開発されたコンポーネントスピーカーです。
精密な再生能力を持つアルミニウムコーンのウーファー、シルクドームツイーター、バイアンプ接続を可能にした高低域別体のクロスオーバー、砲弾型のツイーターハウジングGZTH 25-28B装備でインストールの幅を広げます。
※製品の詳細はコチラ⇒GROUNDZERO GZRC 165.2SQ-IVX

 

②T1675-S ¥79,200(税抜価格:¥72,000)

米国Rockford FosgateのT1675-S”は従来製品に比べ25%もコーン有効面積を増加させることに成功したVAST(Vertical Attach Surround Technique)サラウンドテクノロジー採用。25mmサイズのファブリックドームツィーター、カーボンファイバー配合PPコーン、バイアンプ対応パッシブクロスオーバーネットワーク採用により上質でナチュラルなサウンドを奏でる大人気のPOWERシリーズ2wayコンポーネントスピーカーです。(※)画像のツイーターハウジングは別売です。
※製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate T1675-S

 

■カーオーディオを始めたい方に最適なCar Audio Start GuideBook連動企画のまとめ(INDEX)はこちら

【YouTube】DrARTEXの防振材を流し台で検証!

2020年9月9日 水曜日

【今回使用の防振材】・・製品名または画像クリックで製品ページへ移動します。

Sky Pallium(制振シート) 販売価格¥31,000(税別)

Baffle Plus  Integra(断熱&遮音シート) 販売価格¥10,000(税別)

Lace 15(吸音シート) 販売価格¥12,000(税別)

【YouTube】アンプ内蔵DSP・ 必要な理由から設定方法の基礎を解説!【初級編】

2020年9月2日 水曜日

昨年発売以来大好評、6chクラスDアンプ内蔵8chDSP 

DSP-680AMP 標準小売価格¥77,000(税別)

◆調整用PCソフトウェアインターフェース

DSP-680AMPは、アナログ8ch入力に加え、光入力、Bluetoothをも備え、330MIPSもの高処理能力を有するデュアル32bitDSPによる高密度で多彩なサウンド処理を提供するばかりでなく、6chクラスDアンプを内蔵したことにより、システムのトータルコストとインストールの手間を大幅に削減します。
入門編としてはもちろんのこと、アンプやDSP類の設置場所を最小限に抑えたいという方にも最適な製品です。

DSP-680AMP 標準小売価格¥77,000(税別)
●仕様:6chアンプ内蔵8chプロセッサー●入力:ハイレベル6ch、AUX(RCA)2ch、S/PDIF(TOSLINK)×1、Bluetooth×1(ドングル接続用USB端子)、miniUSB×1(設定PC接続用)●RCA出力:2ch(PreOut)●定格出力:55W×6(4Ω)70W×6(2Ω)150W×3(4Ωブリッジ)●周波数特性:15Hz~22kHz(-3dB)●S/N比:95dB●入力感度:1.5V~4.5V(LOW)3.5V~11V(HIGH)●実装ヒューズ:30Ax1●サイズ(幅×奥行×高さ):200x150x44mm●Bluetooth ドングル(レシーバー)、日本語取扱説明書同梱※リモートコントローラー(別売・DSP-680AMP REMOTE)

プラン一例

プラン①フロントスピーカー+薄型サブウーファーBOXをDSP-680AMP 1台で駆動

DSP-680AMPはコンパクトな筐体ながら6chのデジタルアンプを内蔵しています。セパレートスピーカー+サブウーファーのマルチシステムを構築を実現します。

OPTISOUNDAUTO8-V2はアンプレスの8インチの薄型サブウーファー搭載BOXのため、柔軟な取付が可能です。

プラン②フロントスピーカー+リアスピーカー+パワードサブウーファー

フロントスピーカーとリアスピーカーをDSP-680AMPを6ch内蔵アンプで、アナログ出力にアンプ内蔵サブウーファーJPS-100-8を音声接続を行ったプランです。

プリセット設定を活用して、設定①をフロントスピーカー+サブ、設定②をフロント+リアスピーカー、設定③をフロント+リアスピーカー+サブウーファーと状況に応じた設定を内部に登録することが可能です。設定の呼び出しはDSP-680AMP REMOTE (別売)で行います。

※上記プランはあくまでも参考例です。カーオーディオのグレードアップは最寄りのカーオーディオショップにご相談ください。

>>>お近くのショップ検索はコチラ

【ご注意】

※ 取付工賃が別途かかります。
※ 車種及び車両の状態により取付に条件が生じる事があります。

◆ブランド情報

“カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!! 第4章PART2「外部パワーアンプ」の選び方と使い方

2020年8月31日 月曜日

前回は、カーオーディオシステムに“外部パワーアンプ”を追加することの意義を解説しました。それに引き続き今回は、その“選び方”と“使い方”について説明していきます。

■“外部パワーアンプ”には「ch数違い」がある!?

「タイプ解説」をしながら、“選び方”と“使い方”を紹介していこうと思います。まず、カーオーディオ用の“外部パワーアンプ”には「ch数違い」が存在しています。さまざまあるのですが、大まかには以下の4つに分類できます。「1ch(モノラル)タイプ」、「2chタイプ」、「4chタイプ」、「多chタイプ」、以上です。なお「多chタイプ」とは5ch以上のものを指します(多くても「8ch」くらいまで)。

ちなみに、フロントスピーカーを鳴らすためには最低「2ch」が必要ですので、「2chタイプ」がもっとも多く使われている、かと言うと実はそうではありません。使われる頻度が高いのは、「4chタイプ」です。

その理由はズバリ、「使い勝手が良いから」です。4chあれば、2chでフロントスピーカーを鳴らし残りの2chでリアスピーカーを駆動させることもできますし、またはフロントスピーカー+サブウーファーというスピーカーレイアウトにも対応できます。そしてさらにはフロントスピーカーの“マルチ駆動”も可能となります(これについては後ほど解説します)。このように「4chタイプ」を選んでおくと、それ1台でさまざまな使い方を実践できるのです。

 

■サブウーファーを鳴らすための専用パワーアンプも存在!

他のタイプについても解説していきましょう。まずは「1chタイプ」から。これはさらに細かく2タイプに分けられます。1つが「サブウーファー用」でもう1つが「ハイエンドシステム用」です。

ところでサブウーファーを鳴らすには、より大きなパワーが必要です。そしてステレオでは鳴らさずにモノラルで鳴らされることが多いです。そうした方が状況をシンプル化できるからです。ゆえにサブウーファーを鳴らすためのパワーアンプは「1chタイプ」となっているのです。「1ch」あればOKですし、コストも1chに一極集中できますのでパワフルなモデルに仕上げられます。

ちなみに、「4chタイプ」の2chを使ってサブウーファーを鳴らす場合には、その2chを“ブリッジ接続”して使うことが多いです。“ブリッジ接続”とはつまり、LchとRchとを橋渡しして(信号を合成して)接続する駆動方式のことを指します。このような接続方法を取ることで、よりパワフルに鳴らせるのです。

 

もう1つの「ハイエンドシステム用」の「1chタイプ」というのは、スピーカーを“マルチ駆動”するためのものだと思ってください。“マルチ駆動”とは、1つのスピーカーユニットに対してパワーアンプの1chずつをあてがう駆動方式のことを指します。このようにするとより効率良くスピーカーを鳴らせるので音的に有利です。ゆえに高度なシステムを構築しようとする際には、この方式が取られることが多いです。

そして「2chタイプ」は、コストを抑えたいとき、またはより良いモデルを手にしたいときに選ばれることが多いです。「4chタイプ」と比べてch数が少なくなる分予算を抑えられます。または、2chのみに予算を注げますのでより高性能なモデルを購入可能となるのです。

もう1つ「多chタイプ」は、システムが大掛かりになるときに重宝されます。

■「AB級」がスタンダード。しかし最近は「D級」も人気!

また“外部パワーアンプ”には、「動作方式違い」も存在しています。パワーアンプは音楽信号を増幅するための装置ですが、その増幅の仕方にタイプ違いがあるのです。

なお、もっとも一般的なのは「AB級」です。これは「A級」と「B級」の良いとこ取りをしたタイプで、性能と効率のバランスが良いことを特長としています。一方カーオーディオでは「B級」のパワーアンプはほとんど存在していません。「B級」は効率は良いのですが音的には不利なので使われることがないのです。

しかしながら「A級」は存在しています。効率は良くないので多くの電気を消費してしまうのですが、「A級」のパワーアンプは音質性能面では利があります。なので高級モデルの中には、敢えて「A級」が採用されたモデルもいくつかあります。

そしてもう1つが「D級」です。これは独特な「動作方式」で、消費電力が少なく超小型化も可能となります。ちなみにかつては「D級」も音的には不利だとされていたのですが、昨今は音の良い「D級」モデルが増えてきました。もはや音的なビハインドはなくなっていると思って良いでしょう。コンパクトにシステムを完成させたいと思ったら、「D級」モデルにも注目しましょう。

さらに「外部パワーアンプ」は、ブランドによってそしてグレードによって音色傾向や性能(音の良さ)が変わってきます。まずは予算から狙うべきグレードを定め、その中から気に入ったモデルを楽しみながら見つけ出してください♪

【YouTube】ダイハツタントに液体制振材を施工して効果を検証

2020年8月26日 水曜日

関連動画

①ロードノイズ対策にお勧めな液体制振材の効果を検証!

②ロードノイズ対策の代表的な4つの施工場所とその効果を解説【車内空間の魔術師】

③デッドニング初心者がやりがちな5つの失敗【ロードノイズ対策の基礎編】

【ご注意】

お客様ご自身での施工される場合は自己責任となります。車両情報、使用される防振材を十二分に把握し、安全な環境でケガの無いよう作業を実施してください。

確実な施工で十分に効果を体感したい場合は最寄りの車内空間の魔術師加盟店、カーオーディオショップにご依頼いただくことをお勧めいたします。

【YouTube】デッドニング初心者がやりがちな5つの失敗

2020年8月19日 水曜日

 

【今回紹介されたブランド】・・バナーをクリックでブランドページへ移動します。

イース・コーポレーションと積水化学工業が“カー専用の遮音・制振材”の共同開発の末生み出された制振シート

車内空間をトータルコーディネイトするアコースティックマテリアルブランド

“世界をリードする、アコースティックマテリアルのエキスパート”

車内を快適空間に変えるアコースティックマテリアル

※サイレントコートは車内空間の魔術師加盟店専売ブランドのため小売りは実施しておりません。車内空間の魔術師加盟店にご相談ください。

【ご注意】

お客様ご自身での施工される場合は自己責任となります。車両情報、使用される防振材を十二分に把握し、安全な環境でケガの無いよう作業を実施してください。

確実な施工で十分に効果を体感したい場合は最寄りの車内空間の魔術師加盟店、カーオーディオショップにご依頼いただくことをお勧めいたします。

第4章は「外部パワーアンプ」について。 “カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!! 

2020年8月18日 火曜日

 

AV一体型ナビでもCDレシーバータイプのメインユニットでも、ほとんどのモデルにパワーアンプが内蔵されています。しかしそれを使うのをやめて代わりに「外部パワーアンプ」を用いると…。今回は、そうすることの意味について深く切り込んでいこうと思います。

■“制約”の中で作られている内蔵パワーアンプには、多くを期待するのは酷!?

パワーアンプは、音楽信号を増幅するための装置です。カーオーディオシステムの中で音楽信号はソースユニットで読み取られますが、そのときの音楽信号は至って微弱な状態で、そのままではスピーカーを駆動させることができません。なのでそれを増幅するためにパワーアンプが絶対的に必要です。というわけなので、そのパワーアンプを改めて用意しなくてもいいように、純正、市販を問わずほとんどのメインユニットにはパワーアンプが内蔵されているのです。

しかし、それを敢えて「外部パワーアンプ」へと換える理由は何なのでしょうか。答はズバリ、「サウンドクオリティを上げられるから」です。

というのもメインユニットに内蔵されているパワーアンプは、いかんともし難い“制約”の中で作られています。結果、性能も“それなり”です。

“制約”とは主には2つあります。1つは「スペース」、もう1つは「コスト」です。例えば一般的なAV一体型ナビは“2DIN”という狭いスペースに収める必要があり、ボディをそれ以上大きくするわけにはいきません。そしてそのボディの中には、さまざまなメカを詰め込まなければなりません。当然ながら、パワーアンプに割けるスペースは極々限られてしまいます。

ところで実をいうとパワーアンプは、高い能力を得ようとするとどうしてもサイズが大型化していきます。一部小型化が可能な方式を取り入れたモデルもありますが、基本的にはサイズと性能はある程度比例するのです。

なので、2DINというコンパクトなボディの中で小さく仕上げなければならない内蔵パワーアンプは、いかんせん非力です。これに大きな期待を掛けるのは酷なのです。

※CDプレーヤー・カーナビの内蔵のアンプはICアンプと言われる、回路の一部に組み込まれているものが多い。

■内蔵パワーアンプと「外部パワーアンプ」とでは「余裕」が違う!

そして「コスト」的な“制約”も、内蔵パワーアンプの性能の限界点を下げる1つの要因と成り得ています。AV一体型ナビにはさまざまな機能が搭載されていますので、当然ながら内蔵パワーアンプだけに「コスト」を掛けるわけにはいきません。対して「外部パワーアンプ」は、音楽信号を増幅するという機能のためだけに「コスト」を集中させられます。

かくして内蔵パワーアンプと「外部パワーアンプ」とでは、相応に性能差が生じます。「外部パワーアンプ」なら、例えエントリーグレードのモデルであってもある程度の「サイズ」が確保されていて、内部パーツにもしっかりと「コスト」が掛けられています。一般的な内蔵パワーアンプとの性能差は歴然としてあるのです。

さて、性能差とは具体的にはどういうことを指すのでしょうか。第一に挙げるべきは「余裕」です。クルマのエンジンでも、軽カーのエンジンと例えば排気量が3リットルあるセダンのエンジンとでは「余裕」に大きな差が出ます。時速100キロで巡航するときの快適性にも、そこからの加速性能にもはっきりとした違いが現れます。

音楽を再生する上でも、「余裕」があるかないかが音に与える影響は小さくありません。「余裕」がないと、例えば大きな音量で鳴り響くバスドラムが打ち鳴らされた瞬間に、その音を生き生きと再現するのが難しくなります。しかし「外部パワーアンプ」なら話が変わります。大きな音を鳴らさなければならない瞬間にも「余裕」を持ってそれに対応できるのです。

※外部パワーアンプの回路は音楽信号を増幅するために数多くのパーツが奢られている。高音質高性能なアンプほどパーツ一つ一つに拘りが追求されていく。

さらには以下のような違いも出てきます。「外部パワーアンプ」ならスピーカーを素早く動かすことができそしてしっかりと止められるようになるので、演奏のキレ味が向上します。

また、より良いモデルを選ぶことで情報量、解像度、そしてS/N比が向上していきます。S/N比とは「信号と雑音の比率」の値なのですが、この値が高いほどノイズが減りサウンドがクリアになっていきます。

ところで、ひと口に「外部パワーアンプ」と言っても、タイプ違いがさまざまあります。価格差や音の方向性といった個性に関する違い以外で、仕様的なタイプ違いが存在しています。具体的には、「ch数」と「動作方式」がそれぞれ何パターンかに分かれます。それらの詳しい内容については、次回の記事で解説します。

とにもかくにも「外部パワーアンプ」を導入すると、サウンドクオリティがまた一段と向上します。もしも愛車のオーディオシステムのレベルを一層引き上げたいと思うのでしたら、「外部パワーアンプ」の導入を検討する価値は“大”です。

さて次回は、パワーアンプの「タイプ違い」について説明しながら、選び方、使い方を解説します。次回の当記事も、お読み逃しのなきように。

【YouTube】カーオーディオの音質を良くする方法を解説!まずはここから始めてみよう【初級編】

2020年8月12日 水曜日

【関連記事】

CAR AUDIO START Guide Book連動企画

“カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!! 

詳しくは下記のバナーをクリック

カーオーディオの始め方や応用発展例、オーディオカーを紹介した

CAR AUDIO START Guide Book無料配布中!

詳しくは下記のバナーをクリック

カーオーディオネット公式SNS&YouTubeチャンネルのご紹介

2020年8月4日 火曜日

カーオーディオネットでは現在2つの公式SNSとYoutubeチャンネルを展開しています。

これからのカーオーディオ、今後のグレードアップに繋げていただければ幸いです。

是非ご覧の上、フォロー&チャンネル登録をよろしくお願いいたします。

公式Facebook】 

新製品情報、イベント情報、連載企画の新着情報、全国のカーオーディオショップのご紹介等様々なニュースや更新情報などを随時配信しています。

Facebookアカウントをお持ちの方は、下記URLよりアクセスいただき、フォローいただければ幸いです。

URL: https://www.facebook.com/caraudionet/

公式Twitter】  

公式Facebookとは異なる展開を実施の予定、海外オーディオブランド装着車両、車種別製品、カーオーディオネットのINDEX記事、イベント情報等をお届けします。

Twitterアカウントをお持ちの方は、下記URLよりアクセスいただき、フォローいただければ幸いです。(※)

URL: https://twitter.com/CarAudioNet1

【YouTube公式チャンネル】

製品の説明動画、オーディオ製品や防振材の検証動画等のカーオーディオを楽しむための情報を随時配信予定のカーオーディオ専用チャンネルです。

Youtubeアカウントをお持ちの方はこの機会に下記URLよりアクセスいただきチャンネル登録いただきますようお願いいたします。(※)

URL: https://www.youtube.com/channel/UCJ0Dk-F50JfCRXych3g0c7w

※Facebook、Twitterへのフォロー、Youtubeのチャンネル登録の際には、アカウントが必要となります。

“カーオーディオ生活”の始め方を完全レクチャー!!  第3章Part2“プロセッサー”の「タイプ」と「選び方」をレクチャー

2020年7月31日 金曜日

前回は、カーオーディオにおいて「プロセッサー」が必要となる理由と、これによって可能になることを解説しました。それに引き続いて今回は、「タイプ」「選び方」について説明していこうと思います。

■「メインユニット」を換えたいと思っているのなら、「メインユニット内蔵タイプ」が狙い目!

「プロセッサー」にはタイプ違いが存在しています。前回の記事の中で説明したとおり、まず大きくは「アナログタイプ」と「デジタルタイプ」、この2つに分類できます。そしてどちらにもそれぞれ良さがあるのですが、より詳細なセッティングが行えることなどが好感されて、昨今は「デジタルタイプ」が使われることが多くなりました。なのでここでは主に、「デジタルタイプ」の「プロセッサー=デジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)」について解説していきます。

さて、「DSP」もさらに3タイプに分類できます。1つ目が「メインユニット内蔵タイプ」、2つ目が「パワーアンプ内蔵DSP」、3つ目が「単体DSP」です。

まず1つ目の「メインユニット内蔵タイプ」とは、ハイエンドAV一体型ナビやハイエンドメインユニットのことを指します。これらには高機能な「DSP」が搭載されていて、これを導入すれば即、詳細なサウンドチューニングを行える本格システムを構築できます。

これが選ばれるのは以下のようなケースです。使用中のオーディオメインユニットを交換でき、しかもその使い心地に不満を持っている場合です。もしもそうであるならば、そのメインユニットをハイエンドユニットに交換することで一気にシステムの高性能化が図れます。

しかし、メインユニットを換える予定がない、むしろ換えたくない、あるいは換えたくても換えられない、という場合には、その他の2つが候補になります。

■「パワーアンプ内蔵DSP」を使えば、効率的&低コストで高度なシステムを完成できる!

次いでは、その他の2つについて詳しく解説していきます。まずは「パワーアンプ内蔵DSP」から。これはその名のとおり、「パワーアンプ」と「DSP」とが一体化した製品です。なぜにこのような仕様になっているのかと言うと…。答は以下のとおりです。カーオーディオシステムにおいては「DSP」の後段に「パワーアンプ」が必要となります。なぜなら「パワーアンプ」で増幅される前の微細な状態でないと音楽信号の制御が行えないからです。なので、システムに「DSP」を導入するのなら、その下流に「パワーアンプ」を別途設けなくてはなりません。そうであるならば最初から一体化させてしまおう、そのようなコンセプトのもとこれは作られています。

※【左】μ-Dimension DSP-680AMP、【中】GROUNDZERO GZDSP4.80A-PRO、【右】JL AUDIO  VX800/8i

そしてボディが1つですから、インストール性も高いです。小型化が図られたモデルを選べば、シート下への取り付けも容易です。もろもろを効率的にそして低コストで、「DSP」を用いた高度なカーオーディオシステムを完成できます。

ところで、交換できないタイプの純正メインユニットには外部音声出力が備えられていない場合が多いのですが、「パワーアンプ内蔵DSP」はそのような機器との接続が行えるように「ハイレベルインプット」を備えています。「ハイレベルインプット」とは、スピーカー出力(メインユニットの内蔵パワーアンプで増幅された後の信号)を接続するためのものです。そして当入力端子から入力された信号は一旦微弱な状態に変換され、その上でサウンド制御が行われます。これを活用することで、純正メインユニットをソースユニットとしてばっちり活用できるようになる、というわけなのです。

■チョイスの際にチェックすべきは「システム構築力」!?

続いては「単体DSP」について解説していきます。

当タイプは、他のタイプと比べて導入のハードルは高めです。別途「パワーアンプ」が必要となるからです。しかし、「自由にシステムを構成する」という楽しみを味わえます。ここが最大のメリットです。

ちなみにひと昔前までは「単体DSP」には高級なモデルが多く、とことん高音質を追求するためのユニットという色彩が濃かったのですが、近年は手頃な「単体DSP」も続々と登場しています。このようなタイプであれば、組み合わせる「パワーアンプ」にもリーズナブルなモデルを選べぶことで総予算を抑制できます。「単体DSP」は必ずしも“高嶺の花”ではなくなってきました(「単体DSP」も「ハイレベルインプット」を装備)。

※メインユニットとアンプの間に接続する単体DSPも近年はコンパクト化が進んでいる

さて、「パワーアンプ内蔵DSP」「単体DSP」、このどちらかにしようと考えたとき、何を基準にチョイスすると良いのでしょうか。答はズバリ、「組みたいシステムを構築できる仕様になっているか否か」、です。

「単体DSP」も「パワーアンプ内蔵DSP」も、コントロール機能には大きな違いはありません。高級機になるほどきめ細やかな設定が可能にはなるものの、そうでなくても実用レベルで不足を感じることはないはずです。

しかしリーズナブルなモデルでは仕様的にある程度の合理化が図られていたりもします。コントロールできるch数が少なくなったり、「パワーアンプ内蔵DSP」の場合には内蔵する「パワーアンプ」のch数が絞られたり。スタンダードなシステムを組むには支障がなくとも、マニアックなシステムの構築は難しい場合が有り得ます。

将来的にどこまでのシステムを組みたいか、それを踏まえて望みに叶う仕様を備えているモデルを選びましょう。

「DSP」を導入すると、音楽の聴こえ方がガラリと変わります。使ってみる価値は実に大きいです。ご参考にしてください。

※DSPの内部調整はパソコンやタブレットを用いて行うタイプが主流だが知識と経験が必要となるのでショップへの依頼を推奨いたします

 

 

 
 
 
 
 

↑PageTop