ピットハウスコスギ
2025年2月5日 水曜日本場仕込みの技が冴える四国の老舗ショップ
1979年にオープンし、カスタムシーンの黎明期から第一線で活躍してきたのが香川県のプロショップ『ピットハウスコスギ』です。高松自動車道・高松中央ICから県道43号(中徳三谷高松線)に入り1kmほど南下すると、右手に大きな店舗が見えてきます。創業以来アフターパーツの販売・取り付けからハイエンドオーディオも取り扱うなど、特に4駆系を得意としたトータルショップとして営業してきましたが、代表の息子さんであり現在はマネージャーを務める古杉圭一さんがこのお店で働き始めたことで、次第にカスタム色を強めていきます。
それもそのはず古杉さんは高校卒業後に渡米し、およそ9年にわたり本場のカスタムを肌で感じ取りながらその技術を体得してきているのです。
「アメリカではおもに内装カスタムを中心に経験を積んでいましたが、その頃はちょうど音圧競技など様々な形でオーディオシーンが盛り上がっていた時期だったんです。ライブハウスに行かなくても音楽を全身で体感できるカーオーディオのエンターテインメント性に強く弾かれました。」
こうして得た高いスキルが、クルマ1台を丸ごとカスタムできる同店の大きな強みとなっているのです。そしてハードカスタムだけでなく、ライトユーザーに対しても希望やクルマに合わせて無駄遣いさせないシステム作りをサポートできるのも、専門店だからこそと言えるでしょう。
「最近のディスプレイオーディオ搭載車にはオーディオが組めないと思っているユーザーさんがいらっしゃいますが、実際はそんなことはなく音質アップの手段はあります。あきらめる前に是非とも相談にいらしてください。難しいこともわかりやすく説明しますので、オーディオの基本を学びにお話しに来られるだけでもかまいません。」
安全面にも気を配った的確なインストールによってグッドサウンドを手に入れたら、さらに一歩進めてカスタムも楽しんでみてはどうでしょうか? 樹脂部分を塗装するなどちょっと手を加えるだけでも内装の質感はアップしていくし、また人に見せて自慢するのもカスタムでしか味わえない楽しみ方です。
「クルマの装備のなかでオーディオは贅沢品と言えるものかもしれませんが、目の前でライブしているような臨場感あふれるサウンドは車内を癒やしの空間に変えてくれます。さらに見た目もかっこよく仕上げることでクルマへの愛着もより一層深まっていくと思います。」