【スペシャル・インタビュー#1】“Rockford Fosgate”サウンドの真髄とは…。

June 6, 2018

Rockford Fosgate社のグローバル セールスマネージャーであるAndy Hefft氏にインタビューしました。

“ロックフォード・フォズゲート”サウンドの真髄とは…。

 

数あるアメリカン・カーオーディオ・ブランドの中で、もっとも歴史が古くかつ幅広い層から支持を集めるメーカーの1つ、“Rockford Fosgate”。同社の“グローバルセールスマネージャー”であるAndy Hefft氏にインタビューする機会が得られた。

面会が叶ったのは、4月10日と11日に静岡県駿東郡清水町で開催された『イースセミナー&ショー2018』(主催は“Rockford Fosgate”の正規輸入代理店であるイース・コーポレーション)の会場内。同会にてブランドセミナーの講師を務めるべく来日していたアンディ氏に、“ロックフォード・フォズゲート”の魅力の真髄をじっくりと聞いてきた。

 

★「日本で“ロックフォード・フォズゲート”が愛されていることをこの目で確認できて、うれしく思う」

最初に、アンディ氏のプロフィールを簡単に紹介しておこう。出身は英国で現在もロンドンを拠点に活動している。カーオーディオ製品と関わり始めたのは今から30年以上前からで、自国でカーオーディオ製品の輸入商社を立ち上げたのがその発端だ。そこで“ロックフォード・フォズゲート”製品の扱いも開始し、その後商圏をヨーロッパ全体に拡大。その経験が認められ2000年に“ロックフォード・フォズゲート”に入社し、ヨーロッパ、アフリカ、中東のセールスを担当する。そして近年、カバーエリアが東アジアにまで広がったとのことだ。

そんなアンディ氏にまずは、今回日本のカーオーディオシーンを垣間見ての印象を聞いてみた。

「日本には初めて来たのですが、カーオーディオに携わる方々が情熱を持ってこれに取り組まれていること、そして高い技術を持っていることを、自分の目で確かめることができました。そして、さらなる技術向上にも意欲を持たれていることにも感銘を受けています。

また、“ロックフォード・フォズゲート”が日本の方々に愛されていることも、ここに来てつくづく実感できています。当社とイース・コーポレーションとのパートナーシップはもう20年以上にも及んでいますし、“ロックフォード・フォズゲート”が日本で永きにわたって受け入れられていることはもちろん知っていましたが、その実際の様子を肌で感じることができ、とてもうれしく思っています」

 

★「カーオーディオの黎明期から、名前を変えず活動を続けている数少ないブランドのうちの1つ」

続いては、ストレートな質問をぶつけてみた。これからカーオーディオを始めてみたいと思っている層に向けて、“Rockford Fosgate”とはどのようなブランドであるのかを語ってもらった。

「カーオーディオの歴史を作ってきた会社の1つとして、世界中から認められています。70年代の後半あたりからさまざまなメーカーがカーオーディオ製品をリリースするようになりましたが、その頃に創業したブランドで名前を換えずに今も精力的に活動し続けているのは、数えるほどしかありません。“Rockford Fosgate”はその1つです。

認知度も高いと自負しています。例えば、“ハーレーダビッドソン”という有名なバイクブランドがありますが、バイクに乗らない人でも“ハーレー”のTシャツやキャップを身に付けたりしていますよね。“Rockford Fosgate”もそれと同じように、クルマに乗らない人にもブランドのグッズを使っていただけています。多くの人を夢中にさせることができているのです」

 

 

★「音量を上げてもクリーン。好きな音楽を聴いて昂ぶる心に、さらなる感動をもたらす…」

ストレートな質問を続けた。次には、“Rockford Fosgate”サウンドの持ち味を尋ねた。

「製品のグレードによって傾向が変わる要素はありますが、全体を通して言えることは、“大音量で鳴らしてもクリーンであること”だと思っています。

好きな音楽を聴いていると気分が昂ぶってきますよね。そうするとボリュームを上げたくなるのですが、そのときにサウンドが破綻してしまっては意味がありません。そうではなく、音量を上げてもサウンドがクリアだったら、感動がさらに深まります。それこそが“Rockford Fosgate”の音だと考えています。

また、“パンチ力”も“Rockford Fosgate”の持ち味です。アメリカの音楽を象徴するような音、と言ってもいいでしょう。そしてこの10数年においてはそこに、“洗練性”も付加できています。クルマの中で音楽を楽しむ年齢層が幅広くなってきたこともあり、ニーズも多様化してきましたから。今でも根幹は“パンチ力のある音”ですが、その質を向上させてきたのです」

 

★「“小さいけれどパワフル”、そして“省電力”なカーオーディオ製品が求められている」

続いては、世界的なカーオーディオの潮流についても聞いてみた。

「“小さいけれどパワフル”な製品の需要が伸びていますね。また、電気自動車やハイブリッドカーが増えてきて、カーオーディオ製品には“省電力”であることも求められるようになってきました。当社でもそれらを踏まえて、『DSR1』(デジタルシグナルプロセッサー)や『PBRシリーズ』(パワーアンプ)といった小型で高性能なモデルも積極的に開発しています。

インストールスタイルについては、ヒドゥンする(隠す)手法が取られることが一般的になっていますね。特にヨーロッパでは、クルマを所有せずにリースするという風潮が強まっています。となると何年か使った後にクルマを返さなくてはなりませんから、改造がしにくくなっているという側面もあります。そして、ヒドゥンしながらも音を良くする技術が発達しています。

インストール技術が進んでいる国は、アメリカと南アフリカ、そして日本ですね。これらの国々では、ショーカーの製作クオリティも高い。ルックスとグッドサウンドが両立されています」

 

★『T5』は、“これぞロックフォード・フォズゲートサウンド”と言える音を奏でられている」

今後の展開についての具体的な質問もぶつけてみた。現状の2ウェイコンポーネントスピーカーのトップエンドモデルとして『T5』があるが、それよりも上級グレードのスピーカーの登場はあるのだろうか。

「『T5』は、“Rockford Fosgate”の最高峰スピーカーです。“これがロックフォード・フォズゲートサウンドだ”と言える音を奏でることができています。新しい技術を使ってこれを超えるものも作りたいとも思っていますが、それは今すぐでなくて良いでしょう。『T5』はそう言えるほどの自信作です。

ところで現在のスピーカーラインナップは、イース・コーポレーションによって企画開発された『J5』以外のセパレートスピーカーはすべて、2ウェイです。欧米ではアジアほど3ウェイの需要は高くないこともあり2ウェイにこだわってきたわけですが、ここに来て3ウェイを開発する状況は整いつつあるのかなと感じています。個人的な意見であり確定的なことは何も言えませんが、3ウェイスピーカーの登場はあり得ない話ではないのかもしれませんね。

なお、ハイエンド製品も重要ですが、同時にエントリーモデルも大切です。当社は、新しい技術をもっとも早く市場に投入し続けていきたいとも考えていて、コストをかけて新技術の開発に積極的に取り組んでいます。そうして生み出された新技術は最初、上級モデルに搭載されますが、そこからある意味さらに進化させて、数年後にはそれをエントリーモデルにも落とし込みます。世界で人気を博しているエントリーライン『プライムシリーズ』の製品群は、まさにこうして生まれました。ハイエンド製品があるからこそ、エントリーモデルも充実させることができる。今後もこのスタンスで製品開発を続けていきます」

 

★“Rockford Fosgate”の従業員は事務スタッフに至るまで、みんながそのサウンドに夢中(笑)」

最後に、自身でも“Rockford Fosgate”を愛用しているのかも聞いてみた。

「もちろんです(笑)。“Rockford Fosgate”の従業員は、秘書や事務スタッフに至るまでみんなが“Rockford Fosgate”を大好きで、夢中になっています」

特に好きな製品は何かも聞いてみた。

「やはり『T5』スピーカーは好きですね。あとは『T1スリムサブウーファー』も特に素晴らしい製品だと思っています。それと『T3』19インチサブウーファーも。これはドイツの専門誌でのテストで、大きいことと高音質であることの両方が実現されている、と評価されました。『T3』19インチサブウーファーにも当社ならではの先進の技術がふんだんに投入されています。これもまた相当な自信作です。

さらに多くの方々に、“Rockford Fosgate”を愛用していただきたいと思っています。日本でも、多くのファンに愛し続けていただけたらうれしいですね」

アンディ氏から聞けた話はいずれも興味深いものだった。世界のカーオーディオ・トレンドの一端も知ることができ、そして、“Rockford Fosgate”の魅力もつくづく再認識できた。

“Rockford Fosgate”製品は、情熱を持ったスタッフ陣によって、信念を持って作り出されている。もしもまだ、“ロックフォード・フォズゲート”サウンドを聴いたことがないという方がいたら、これを取り扱っているお近くのプロショップを探して、店頭のデモボードやデモカーで、ぜひともご体験を。

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