“初めてのスピーカー”をブランド別に厳選レコメンド! 第1回「ロックフォード・フォズゲート」編 Part1 ブランド解説

May 1, 2021

もしも愛車のオーディオシステムのサウンドクオリティに物足りなさを感じているのなら、“スピーカー交換”を検討してみてはいかがでしょうか。音の出口であるスピーカーをより良いものに換えれば、いつも聴いているお気に入りの楽曲が、一層心地良くそしてより感動的に耳と心に響きます。

今回から開始するこのシリーズ連載では、その“スピーカー交換”を実行しようと思ったときに役立てていただくべく、ビギナーにお薦めの製品をブランド別に紹介していきます。音を良くすることに興味があれば、ぜひ参考にしてください。

■「ロックフォード・フォズゲート」は、アメリカンブランドの中でもっとも歴史あるメーカーのうちの1つ!

今回は、有名アメリカンカーオーディオブランド「ロックフォード・フォズゲート」をフィーチャーします。

「ロックフォード・フォズゲート」は数ある北米カーオーディオブランドの中でも、もっとも歴史あるメーカーのうちの1つです。創設年は1979年(アリゾナ州テンピにてジム・フォズゲート氏により設立)ですが、実は社史は1973年にスタートしています。この年ジム・フォズゲート氏は、世界初となる車載用の高性能パワーアンプを世に出しました。氏がそれにて目指したのは、「車内をホームオーディオのようなリスニングルームに変えること」でした。そしてその年に氏は早くも、「ロックフォード・フォズゲート」の代名詞的パワーアンプ、『PUNCH EQ』を発売します。

ちなみにこの愛称は、そのサウンドに由来しています。当機はまさしく、「パンチの効いたサウンド」を奏でられるパワーアンプでした。そしてその音に心酔した愛好家たちから“PUNCH”と呼ばれるようになり、現在もその名称は、同社の主力製品にて使われ続けています。

■日本においても早くから存在感を放ち、幅広い層から支持を得る!

ところで「ロックフォード・フォズゲート」は、日本のカーオーディオシーンにおいても早くから親しまれてきました。90年代の初頭に他の欧米カーオーディオブランドに先駈けて日本に紹介され、各地で話題を呼びました。

そしてその頃、「IASCA(アイアスカ)」と呼ばれるアメリカを発祥とするカーオーディオの音質競技が日本各地で開催されるようになり、カーオーディオの取り付け&チューニング技術も大きく進歩していくのですが、同社はそのムーブメントをけん引するブランドの1つとしても存在感を発揮しました。それへの参加者たちの多くが同社のアイテムを装着し、好成績を収めます。

2000年代に入っても、「ロックフォード・フォズゲート」の人気は一層の高まりを見せました。高音質を追求するHi-Fiユーザーからもルックスも重視するカスタムカーオーディオファンからも、厚い支持を集めました。そして現在も、幅広い層に愛用されています。

なお同社は、製品ラインナップが多彩であることもストロングポイントの1つとしています。スピーカー、パワーアンプ、サブウーファー、プロセッサー、そしてケーブル等のショートパーツ類まで、フルラインを従えています。

■スピーカーのフラッグシップとして君臨するのは、名機『T4』!

では、「ロックフォード・フォズゲート」の製品ラインナップの中身を見ていきましょう。同社は各ジャンルごとで製品を、大きく3グレート展開させています。トップエンドグレードとして『パワー・シリーズ』を擁し、それに続くミドルラインとして『パンチ・シリーズ』を用意。そしてエントリーグレードとして『プライム・シリーズ』を供給しています。

その上で各シリーズごとでもさらにグレードやタイプの異なる製品をさまざま創出し、ユーザーのニーズにきめ細かく応えています。

スピーカーにおいてもそれは同様で、『パワー・シリーズ』にはフラッグシップとなる『T4652-S』(価格:¥271,000)と、

それに続く『T3652-S』(価格:¥216,000)という2つのハイグレード2ウェイコンポーネントスピーカーを置きながら、

よりリーズナブルな『T2シリーズ』『T1シリーズ』とをラインナップさせています。ちなみに、『T1シリーズ』の16.5cm2ウェイコンポーネントスピーカー『T1675-S』(価格:¥71,500)も、初めてのカースピーカーとして選ばれることも少なくありません。

ビギナー向けのスピーカーとしては少々高額なグレードに属していますが、廉価なエントリー機との実力差は相当にあり、得られる満足感も相応に大きいです。

さて、後編となる「Part2」では、フラッグシップ機の技術を踏襲したさまざまなエントリーユーザー向けの「ロックフォード・フォズゲート」スピーカーを紹介していきます。ご期待ください♪

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