オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step2]

December 16, 2019

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オーカー先生のカーオーディオ入門 [カーオーディオの楽しさ Step2]

前回はカーオーディオの魅力についてお話をしましたが、今回はカーオーディオに装着される各ユニットの役割について説明をしたいと思います。

カーオーディオのシステムには音の流れがあります。簡単に説明をすると「音源→パワーアンプ→スピーカー」という流れになります。CD、USBデータ、iPhoneやスマホ、ラジオやテレビなどを音源(source)と言います。

各音源を切り替えたり、曲やチャンネルのチェンジ、早送り、ボリュームのコントロールをするのが「ヘッドユニット」(ソースユニット)と呼ばれる物です。現在ではナビゲーションとモニターを一体化させた物が主流となっています。

次に音源を再生させた信号を増幅(音を大きくする役目)をさせるのがアンプ(パワーアンプ)です。通常はナビゲーションやCDプレーヤーなどのヘッドユニットの中に内蔵アンプとして入っていますが、電源やスペースが限られているのでアンプ単体で外部に設けられた方が性能が優れています。より大きいパワーの方が大きな音が出て、パーツや回路にこだわった物が良質な音が出ると思って良いでしょう。本格的なパワーアンプでも近年ではシート下に入るほどの小型化されたアンプも多く販売されています。

 

そしてアンプで増幅された信号を音(音波)に変えるのがスピーカーです。電気信号を空気の振動に変えて「音」を発します。カーオーディオでは低域用に直径8インチ(20cm)、10インチ(25cm)、12インチ(30cm)のサブウーファーを使います。大きいものでは18インチ(46cm)、小さい物では6インチ(16cm)のサブウーファーも存在します。サブウーファーは基本的に専用の箱(ウーファーボックス)に入れて音を出します。中域を再生するには「ミッドレンジ」を使用します、主に5インチ(13cm)か6インチ(16cm)が使用されます。ミッドレンジは通常フロントドアに装着します。ドアの内部をボックスに見立てるのでドアの内部に防振などをして補強する事が必要です。高域にはツィーターを使います、通常はAピラーやダッシュボードの左右にレイアウトされています。

スピーカーの設計や素材などにより音質は大きく変わります。またパワーアンプとのマッチングもオーディオシステムでは重要なポイントになります。その為、製品選びが重要なポイントになるのです。

 

 

 

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