インパルス (IN・PuLse)

秋葉原で長年営業するDIYユーザーの心強い味方

秋葉原を象徴するランドマークでもあるラジオ会館でおよそ60年に渡って営業を続けているのが『インパルス』です。8トラックやカーステレオの時代からオーディオシーンを見つめ続けてきた老舗ショップで、現在は2代目となる小島さんが代表を務めています。5Fに構えた店舗にはカーオーディオやホームオーディオのユニットからアクセサリー類まで所狭しとディスプレイされており、全国各地からオーディオファンが訪れています。

「いわゆるプロショップとは異なり販売のみのお店なので、来店されるお客様の8割くらいはDIYユーザーです。カーオーディオは取り付けが重要なのはもちろんなのですが、必ずしも高額なユニットを買えばいい音になるとは限りません。皆さんには本当の意味で良質なものだけを使っていただき、オーディオ本来のいい音を楽しんでいただきたいと思っています。」

店内には試聴コーナーも設置されており、スピーカーなら常時10種類ほどのユニットを聴き比べることが可能です。小島さんは長年に渡ってオーディオの世界に身を置いてきているだけにいい音、悪い音のすべてを知り尽くしているといっても過言ではありません。ユーザーが決して損をすることがないよう、厳しい目で選び抜かれたアイテムのみを販売しているのです。

「ユーザーさんがわかりやすく音の違いが感じられるようなユニットだけを扱うことをモットーにしています。安くても劇的に音は変わるユニットはあるもので、すべて自分の耳で聴いてチェックしたうえで販売していますので、当店で取り扱う製品のクオリティーは間違いがないと思います。」

その徹底したこだわりは既存のユニットだけにとどまらず、ケーブルやデッドニング用のディフューザ―などオリジナル製品の開発にまで及んでいます。こうした数々の商品は通販でも取り扱っているので、遠方のユーザーでも入手することが可能ですが、できることならお店に足を運んだほうが、よりユニットやオーディオの世界に対する理解が深まるでしょう。

「ご来店されているお客様にこちらから声をかけることは基本的にしませんが、もし質問等あれば遠慮なくお声がけください。単にユニットの良し悪しの話だけでなく、お客様にとって有益になるような情報まで丁寧に説明いたします。オーディオに対する正しい知識を理解してご自分のクルマのシステム作りに役立ててください。」