“初めてのスピーカー”をブランド別に厳選レコメンド!「ロックフォード・フォズゲート」編 Part2 ラインナップ解説
May 14, 2021
愛車のオーディオシステムの音を良くしたいと考えているドライバーの方々に向けて、お薦めのスピーカーを紹介するシリーズ連載をお送りしています。まずはアメリカンカーオーディオブランドの雄、「ロックフォード・フォズゲート」にスポットを当てています。
前回は同ブランドの概要を説明しました。それに引き続き当回ではいよいよ、入門者にお薦めのモデルを具体的に紹介していきます。
※Part1ブランド解説はこちら
■より手軽に“ロックフォード・サウンド”を楽しみたいなら『プライム・シリーズ』がお薦め!
さて、前回の記事でもお伝えしたとおり、「ロックフォード・フォズゲート」は、製品を3グレード展開しています。で、そのうちのもっとも手にしやすいリーズナブルなグレードが、「プライム・シリーズ」です。なお当シリーズは「ロックフォード・フォズゲートサウンドを手軽に体感できる」ことをコンセプトに、3シリーズの中で一番最後に登場しました。それ以降、同社製品を愛好するファンの裾野は、世界中で一層拡大されました。
スピーカーについては、同シリーズ内には計4モデルが存在しています。サイズ違いで2種類のセパレート2ウェイコンポーネントキットがあり、サイズの異なる2つのコアキシャルスピーカーも用意されています。サウンドステージの作りやすさを重視するならセパレートか、取り付け性の高さと音のまとまりの良さを重視するならコアキシャルモデルが向いています。
具体的な製品名と価格は以下のとおりです。13cmセパレート2ウェイ『R152-S』(価格:¥28,600)、16.5cmセパレート2ウェイ『R1675-S』(価格:¥28,600)、13cmコアキシャル『R1525X2』(価格:¥16,500)、16.5cmコアキシャル『R165X3』(価格:¥16,500)、以上です。
■『プライム・シリーズ』のスピーカーでも、快活でメリハリある“RFサウンド”が満喫可能!
ちなみに「ロックフォード・フォズゲート」の各製品は、切れ味が鋭くかつパワフルなサウンドが聴けることを信条としていますが、この『プライム・シリーズ』の各機でも、純正スピーカーとは明らかに異なる快活でメリハリのあるサウンドを楽しめます。リーズナブルであることにこだわったとしても、『プライム・シリーズ』のスピーカーはサウンド面でも決して期待を裏切りません。
続いては、ミドルグレードとなる「パンチ・シリーズ」のスピーカーを紹介しましょう。なお、同シリーズには2つのスピーカーラインが存在しています。1つが通常ラインで、もう1つが『パンチプロ・シリーズ』です。
後者『パンチプロ・シリーズ』は、ライブハウスやクラブ、そしてコンサートホール等で使われるようないわゆる“プロオーディオ”用の高能率(より大きな音が出しやすい)スピーカーシリーズです。フルボリュームで「ロックフォード・フォズゲート」サウンドを満喫したいと思ったら、当シリーズの各機にも注目しましょう。
なお『パンチプロ・シリーズ』にはコンポーネントセットの用意はなく、サイズ違いで2種類のブレッドツイーターと3タイプのミッドウーファーとが、それぞれ単品(ペア)でラインナップしています。価格は案外にリーズナブルで、3.8cmブレッドツイーター『PP4-T』が(価格:¥29,700)、16.5cmミッドウーファー『PPS4-6』が(価格:¥26,400)となっています。
■『パンチ・シリーズ』の通常ライン、さらには『パワー・シリーズ』もチェックを!
そして『パンチ・シリーズ』の通常スピーカーは、セパレート2ウェイコンポーネントキットとして13cm2ウェイ『P152-S』(価格:¥47,300)と16.5cm2ウェイ『P1675-S』(価格:¥49,500)の2機種があり、コアキシャルスピーカーはサイズ違いで4機種が用意されています。
これらにはすべて、トップエンドライン『パワー・シリーズ』に採用されている技術のエッセンスがふんだんに盛り込まれていますので、より芯のある骨太の「ロックフォード・フォズゲート」サウンドを堪能できます。それでいて“フレックスフィット構造”が採用されてもいて、取り付け性の高さも発揮します。幅広い車種で、トレードイン感覚で装着できます。
さて、これらよりももう1ランク上のサウンドを望むなら、前編でも紹介した『パワー・シリーズ』内のエントリーラインである『T1シリーズ』の各製品、もしくはもう1ランク上の『T2シリーズ』にも注目しましょう。ちなみに同シリーズの16.5cm2ウェイコンポーネントキットの『T2652-S』の(価格:¥94,600)ですが、このプライスに見合う価値が得られることもまた確かです。純正スピーカーとは明らかに次元の異なるハイクオリティなサウンドを手にできます。ご予算に余裕があれば、『T1』そして『T2』のチェックも不可欠です。
パンチの効いた、そしてシャープでパワフルな手応えあるサウンドがお好みならば、「ロックフォード・フォズゲート」の各機は候補の筆頭になり得ます。ぜひともご注目を♪
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